厚み重視ブログ

将棋のメモ用

2022-01-01から1年間の記事一覧

角換わり4五桂急戦(6五桂急戦) 自戦記(9)

今回は私の後手番でしたが、4五桂急戦の要領で仕掛けてみた一局です。 (図1▲3七銀まで) 図1は通常角換わりの出だしから早めに端歩の打診が1筋と9筋であったのですが、素直に挨拶をした後、先手が4六歩を突いた状態で3七銀と棒銀を目指してきた局面です。…

横歩取り4五角戦法①(△6七角成の強襲)

(基本図) 後手が4五角打と飛車取りと6七角成〜8八飛成の両狙いを狙った手に対して上手い受けができないと先手は一気に悪くなってしまう。 基本図から▲2四飛△6七角成(図1) (図1) ここでは▲2四飛とひとまず飛車取りを受けて▲2一飛成を狙う手で先手よし…

角換わり4五桂急戦 自戦記(8)

先手では角換わりを志向することにしていましたが、今更ながら角換わり4五桂急戦のいい動画を発見しまして勉強してみようかと思ったので今回採用してみました。 (図1) 図1は9筋の端歩の交換が入っているのはほとんど関係ないかと思いますがこの形は仕掛けら…

横歩取り4五角戦法⓪

4五角戦法は先手横歩をやっていると私の棋力帯でしばしば出会うので対策をまとめておきたい。 初手から▲7六歩△3四歩▲2六歩△8四歩▲2五歩△8五歩▲7八金△3二金▲2四歩△同歩▲同飛△8六歩▲同歩△同飛▲3四飛(途中図)△8八角成▲同銀△2八歩▲同銀△4五角(基…

対筋違い角 自戦記(7)

本局は私が後手番初手から▲2六歩△3四歩▲7六歩という手順だったのだが、この進行は非常に困ります。というのも、私は後手番で相掛かりと後手横歩取りをやらないことにしているのでこの進行になってしまった場合は一手損角換わりか△4四歩と角道を止めての戦型(…

超速金戦法(仮)△4二銀型▲3六金△5六歩型

(図1) 図1は基本図から△4二銀▲3六金△5六歩と進んだ局面です。 △5六歩は負担になりそうな5筋の歩を捌いてしまおうという手です。 ここでの△5六歩に対して、後手の方針は角交換をして激しくいく手順と、5筋の歩交換だけにとどめて角交換は避ける方針の2つあり…

超速金戦法(仮)

超速金戦法(仮)は私が勝手に名付けたものなのでもしかしたら既に他の戦法名があるかもですし、この戦法自体もぷろぱんごりらさんの将棋実況動画で対局相手が使用していた将棋そのもので私のオリジナル戦法ではないのですが僭越ながら勝手に命名させていただ…

金立ち戦法(超速金)vsゴキゲン中飛車 自戦記(6)

今回は後手ゴキゲン中飛車に対して、超速金戦法(仮)です。 超速金戦法(仮)とは対ゴキゲン中飛車用に研究をしはじめた奇襲戦法です。 ゴキゲン中飛車という戦法は現在、プロ間では一時の栄華からは考えられない程に苦戦しているようで特に後手ゴキゲン中飛車…

各戦型への雑感と方針(2022年1月 現在)

【相居飛車】 「角換わり」 先後問わず指すことになりそうなので、具体的に指す形を決めておきたい。 特に対右玉への勝率が悪いので対策が必要。 早繰り銀をしっかり研究してみようか考え中。 33金型早繰り銀に興味が出てきた。 「矢倉」 現在あまり興味がな…

金立ち戦法 自戦記(5)

今回は、先手のノーマル中飛車に対して金立ち戦法を採用した。 金立ち戦法は5七金戦法や4六金戦法(5三金戦法、6四金戦法)等と名称がはっきりしない戦法です。 基本的にはノーマル中飛車に対しての急戦策として昭和の時代に指されていた戦法らしい。 中原先生…