厚み重視ブログ

将棋のメモ用

対抗形

超速金(仮)対ゴキゲン中飛車 自戦記(40)

今回はウォーズ10切れでの対局でした。相手の得意戦法は相振り飛車ということでしたので対抗形の将棋になるだろうと予想してましたが相手がゴキゲン中飛車をしてきたので超速金の一局となりました。 初手から ▲7六歩△3四歩▲2六歩△5四歩▲2五歩△5二飛▲4…

玉頭位取り 自戦記(37)

今回は先手番で玉頭位取りを採用した一局。玉頭位取りはここ数年ハマっている戦法で玉頭の位を取ることで自玉を広くして安全にしつつ位から繰り出される攻めは強烈な破壊力を持っているので魅力的な作戦ではあるのですが組み上がるまで非常に手数がかかるの…

対角交換四間飛車(かなきち流)自戦記(36)

初手から ▲7六歩△8四歩▲6八飛△3四歩▲4八玉△6二銀▲3八玉△4二玉▲2二角成△同銀 ▲8八銀△3二玉▲7七銀△5二金右▲2八玉△3三銀▲3八銀△2二玉▲5八金左△3二金▲4六歩△3五歩(図1) 先手が角交換四間飛車で7七銀型に構えてきたのでかなきち流で対応す…

居飛車銀冠対四間飛車穴熊 自戦記(35)

今回は相手の四間飛車穴熊に銀冠で挑んだ一局です。振り飛車穴熊は美濃囲いより堅いので堅さ負けしにくい銀冠を採用することが多いのです。堅さ負けしない意味なら居飛車穴熊で対抗する方が優ると思うのですが、厚みで戦える銀冠の方が好みです。 初手から ▲…

先手ゴキゲン中飛車模様からの力戦 自戦記32

今回は将棋ウォーズ10分切れ負けで三段の方との一戦。 相手の得意戦法はゴキゲン中飛車、こちらは後手番なので先手ゴキ中が想定されるのですが、先手ゴキ中に対しての作戦は自分の中で定まってないので苦労している戦法です。 初手から ▲7六歩△3四歩▲5六…

▲角交換四間飛車(7八金型)対△居飛車 自戦記(30)

今回は久々に▲7八金型角交換四間飛車を相手にしました。この形は非常に有力な駒組みで一時期は後手番だけですが相手が居飛車の時に採用していたこともある形です。 玉形は美濃囲いなどでコンパクトに固く出来て尚且つ振り飛車側からの攻め筋も豊富なため相…

▲超速金(仮)対△ゴキゲン中飛車 自戦記(27)

後手ゴキゲン中飛車の出だしだったので、超速金を採用した一局。 初手から ▲7六歩△5四歩▲2六歩△5二飛▲4八銀△5五歩▲6八玉△3四歩▲2五歩△3三角▲3八金(1図) 初手▲7六歩に△5四歩といきなり中飛車宣言の出だしとなりました。 通常の進行と手順が違う…

▲玉頭位取り対△力戦向かい飛車 自戦記(26)

初手から ▲7六歩△3四歩▲2六歩△4四歩▲4八銀△3二銀▲6八玉△4三銀▲5八金右△5四銀▲2五歩△3三角▲7八銀(図1) 後手が雁木の可能性もある駒組みなので警戒した形の序盤です。 後手は早めに5四銀として飛車の態度を保留したままで玉頭銀を目指す作戦でし…

▲居飛車銀冠対△5三銀型四間飛車穴熊 自戦記(25)

今回は将棋ウォーズで三段との対局。 久々の厚みを築いて戦えた一戦。 初手から ▲7六歩△3四歩▲2六歩△4四歩▲4八銀△4二銀▲5六歩△5四歩▲5八金右(図1) 図1の局面は先手が居飛車を明示しているのに対して後手は△4四歩と角道を閉じて振り飛車か居飛車か…

▲玉頭位取り対△ゴキゲン中飛車 自戦記(24)

変則的な△ゴキゲン中飛車に対して玉頭位取りを採用した一局。 初手から ▲7六歩△3四歩▲2六歩△3二金▲2五歩△8八角成▲同銀 △2二銀▲4八銀△9四歩▲9六歩(図1) 後手一手損角換わりの出だしから後手は△8四歩も保留して△9四歩と9筋の端歩に手をかけてきま…

玉頭位取り 自戦記(22)

久々の玉頭位取りの一局。 初手から ▲7六歩△8四歩▲6六歩△3四歩▲7八銀△6二銀▲6八飛△5四歩▲4八玉△4二玉▲3八玉△3二玉▲2八玉△1四歩▲1六歩△52金右▲3八銀△8五歩▲7七角△5三銀▲6七銀△7四歩(図1) 先手はノーマル四間飛車で早々に美濃囲いに囲…

▲5七銀右急戦 自戦記(21)

本局は後手の四間飛車に対して右銀急戦で挑んだ一局。 初手から ▲7六歩△3四歩▲2六歩△4四歩▲4八銀△4二飛▲5六歩△6二玉▲6八玉△3二銀▲7八玉△7二玉▲5八金右△8二玉▲2五歩△3三角▲5七銀△7二銀(図1) こちらは先手番でしたので▲7六歩と角道を開けて…

金無双急戦 自戦記(20)

今回は先手番で相手がノーマル四間に対して金無双急戦を採用致しました。 初手から ▲7六歩△3四歩▲2六歩△4四歩▲2五歩△3三角▲4八銀△4二飛▲6八玉△7二銀▲7八玉△7四歩▲5六歩△3二銀▲5七銀△6四歩▲5八金右△7三桂▲3六歩(図1) お相手は△7四歩と早…

玉頭位取り 自戦記(17)

今回は先手番で玉頭位取りを採用しての一局となりました。玉頭位取りで手痛い負けが込んでいて、以前と比べると採用率は下がっていたのですが木葉さんの動画に触発されて玉頭位取りにいいイメージが持てていたので採用した一局です。 ひねくれ者の将棋指しS2…

金立ち戦法 自戦記(5)

今回は、先手のノーマル中飛車に対して金立ち戦法を採用した。 金立ち戦法は5七金戦法や4六金戦法(5三金戦法、6四金戦法)等と名称がはっきりしない戦法です。 基本的にはノーマル中飛車に対しての急戦策として昭和の時代に指されていた戦法らしい。 中原先生…

玉頭位取り 自戦記(4)

本局は先手ノーマル四間飛車に対して後手の自分が玉頭位取りを指した。 今回先手は▲78銀型で待機策の方針。 今、後手が△42金上と指したところ。 基本的には、玉頭位取りは銀立ち矢倉を目指すと思うので、△42金上とすると将来△22玉から△32金とした時に一手損…

玉頭位取り 自戦記(3)

後手ノーマル四間飛車に75歩で玉頭位取りへ。 △54歩に▲48飛で4筋を受けた局面。 先手のささやかな工夫は▲66歩を後回しにして、角道を通したまま8筋の位確保を優先したところ。 後手が△65歩と仕掛けてきて開戦。 先手としては、玉頭の位が大きいと主張がある…

居飛車銀冠対振り飛車穴熊 自戦記(2)

先手番が自分 お相手はノーマル四間飛車で、32銀型で図の局面は▲96歩と端の打診に対して、△92香と玉の囲いは穴熊を明示された。 最近は端歩をついた穴熊も流行っているが、基本的には居飛車穴熊は苦手なので、相手が振り飛車穴熊にしてきた場合は銀冠で対抗…

玉頭位取り 自戦記(1)

本局は後手玉頭位取りに対して、先手はノーマル四間飛車から石田流に組み替える作戦を選択されたので、4筋も伸ばして45歩と角道を通す方針で対応。 先手は7筋を突き捨ててから4筋の位に反発してきたが、無理気味みたいで自然に64銀と対応して飛車をいじめに…